タバコとお酒との付き合い方

あなたが高血圧を改善したい場合、飲酒や喫煙は止めた方が良いのでしょうか？

結論からいうと止めておいた方が良いでしょう。

特に喫煙（最近では、どんどん価格が上がっているため、止める人も増えてきました）はできるのであれねすぐにでもやめましょう。

タバコ（ニコチンには依存性があるため、一度習慣になってしまうとなかなかやめられないでしょう）にはニコチン（アルカロイドの一種で、煙草に含まれていることでよく知られています）と呼ばれる有害物質が含まれているのです。

ニコチンが体内に入ると血圧（喫煙や過度の飲酒で上昇します）をあげてしまうホルモンが分泌されますし、交感神経（昼間の活動中に働くことの多い自律神経系ですね）も優位になるので、血圧（一般的には、動脈の血管内の圧力をいいます）が一気に上がります。

また、血管も傷つけてしまったりするので、動脈硬化（色々なタイプがありますが、アテローム動脈硬化症が最も一般的でしょう）や狭心症、心筋梗塞（急性心筋梗塞、亜急性心筋梗塞、陳旧性心筋梗塞などがあります）といった病気を発症させやすいです。

どうしても自分ひとりでは止めることが出来ない場合は禁煙（世界的に禁煙の動きが高まっており、喫煙率は低下傾向にあるそうです）外来に行ったらいうのもいいですね。

医師（あまり頼りすぎるのもよくありませんが、全く指示に従わないとなると治るものも治らないでしょう）のお手伝いがあれば、止められる可能性が高いのではないでしょうか。

飲酒（適度な量というのであれば、ストレス解消にもなり、健康にもいいでしょう）は適量なら問題はありませんが、過剰に摂取すると高血圧を発症させたり、悪化させるきっかけになりますので注意（怠ると取り返しのつかないような事態を招いてしまうこともありますね）してください。

飲んだら駄目と言った訳ではありませんから、お医者さんからも禁酒では無く節酒を勧められることが多いはずです。

適量と言う物はワインであれねグラスで２杯、ビールでしたらジョッキ１杯、日本酒ならね１合が目安なので、この量を守れば大きな問題はないでしょう。